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2008年12月の投稿

若手の会

先日、脳科学若手の会の北海道支部が出来たということを知り、早速メーリングリストに登録してみました。

脳科学若手の会(http://brainsci.jp/

僕が北海道にいるのはあと数カ月ですが、同世代の若い研究者の方々と触れ合い、雰囲気を感じられる機会があればいいな、と思っていますbud

研究の世界というのは、一般的にはやはりまだまだ閉鎖的で暗いイメージが強いですよねeyeglass

実際に、以前は、同世代の研究者との交流の場は、数少ない学会などに限定されていたのではないでしょうか。

こういったコミュニティの活動により、同世代での交流が深まっていくことは、個々の研究者のモチベーションになり、それが研究の質の向上につながり、ひいては業界全体の利益になるはずですflair

いくつかの学会の中にも、会員限定の若手コミュニティが存在するようですが、僕の考えとして、やはり専門分野を限定しないで、文系の研究者も含め、広く脳について考えることが重要だという思いがあり、この会の趣旨にも合致しています。

また、関西のほうでも、同じように学生主体で研究会などを企画・主催している会があります。

関西システム神経科学若手の会(http://hawaii.naist.jp/~yusuke-s/snays_wiki/index.php?Top

今後、交流会や研究会、合宿などが企画されていくようなので、是非参加してみたいですup

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ご報告。

先日、ついに大学院入試の結果発表があり、京都まで見に行ってきました。

そして結果、無事に合格することができましたnotes

受験のときは日程が過密だったので、どうなることかと思いましたが、ちゃんと受験することができ、また同時に卒業試験も通ることができ、ほっとしましたspa

博士課程の受験では、基本的にほとんど落ちる心配はないのですが、内部受験の人が多い中で旭川から受けに行くことなど、若干不安があったので、結果を見るまで安心できませんでした。

これで来春から、ようやく研究者としてのスタートラインに立つことができますup

新しく京都で住む部屋も決めてきました。大学からは自転車で10分ほどの距離で、周りには昔ながらの商店街などがあり、便利だしどこかノスタルジックな感じの場所で、すぐ気に入りました。

京都での生活を考えてあれこれ想像していると、今から胸が高鳴りますcatface

人生は巨大なジグソーパズル。1つ1つ、一生懸命にピースを探し、当てはめる場所を見つけ、完成を目指す。
そして死ぬまでそこに描かれた図柄はわからない…

これからどんな新しい出会いがあり、どんなピースが見つかって、どんな絵ができていくのか、自分の人生が楽しみですsnail

京都大学の建学の精神は『自由の学風』です。この精神を全ての学生や教員が尊重しているかどうかはわからないですが、学生の主体性を重んじるというスタンスは比較的根付いているようです。

この『自由』というのは、もちろん、好き勝手に無茶なことをしてよいというのではなく、学生としての社会的債務を背負い、何事にも主体的に取り組まなくてはならないということで、とても共感できます。

この『自由の学風』を象徴するものや事件などがいくつかありますが、その中でもおもしろいのが、『折田先生像』ですsnow

折田先生という人は、京大の前身である旧制第三高等学校の初代校長であった方で、その銅像が敷地内にあったそうですが、ラクガキが絶えなかったそうです。

大学側は、『像を汚さないでください』という主旨の看板を銅像の横に設置しますが、効果は無く、ラクガキは続きました。

そのラクガキも、当初はペンキで殴り書きするようなものだったのが、徐々に何かのキャラクタ−に似せたり、衣装を着せるなど、凝ったものになっていきます。

そしてその度に清掃に追われていた大学側は、敷地の整備のついでに、ついにその銅像を撤去しましたpaper

ここまでだとよくある話ですが、その後なんと、

台座やネームプレートまでも再現した、New『折田先生像』が、同じ敷地内に、何者かによって突如建立されたのですsign03

しかも、横にあったラクガキを注意する看板も一緒に。

Thumbnail128

像は、名前こそ『折田先生』であるものの、顔は完全にキャラクタ−になり、横の看板もキャラクタ−に合わせて文言が変えられているのが特徴です。

この像の出来映えがあまりに良かったためか、大学側は撤去はせず、事実上黙認する姿勢を取っているようです。
しかし、何者かに破壊されることが多く、その度に新しい『折田先生像』が建立されるそうで、今では受験シーズンの風物詩のようになっているそうです。

来年は何のキャラクタ−になるのでしょうかhappy01

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古代エジプトと脳

少し先の話になりますが、2月の末ごろに、
卒業旅行でエジプトに行くことになりましたairplane

Pyramids01s150

本当はヨーロッパやアメリカなんかも行きたいのですが、きっとエジプトなんて仕事でも行く機会はないだろうし、これがラストチャンスだろう、ということで。

決して治安が良い国ではないようなので、無事に出発できて楽しく旅行できることを願いたいですspa

そういえば高校のとき、中国への修学旅行だったはずが、テロ事件の影響で北海道へ変更になったこともありました。。

最近、旅行会社のパンフレットを見たり、ネットで情報を集めたりしていると、気持ちは日本にあらずで、勉強も手につきませんsweat01

旅行の前に、少しはエジプトのことも知っておこうと思い、図書館で古代エジプトの本を何冊か借りて読んだりしています。

ナイル川に端を発した古代エジプト文明。とても独創的で、興味深いですeye

古代エジプト科学は、実用主義的な面が強く、抽象的な概念を扱う数学のような面では、決して優れたものではなかったようです。
しかし古代エジプト人は様々な創意工夫を用いて、現代にも通用するほど高い水準の技術を数多く発明し、使っていました。

例えばピラミッドの基礎部分は、あれだけ巨大であるにもかかわらず(石造建造物として世界最大)、最新の測量器で計測しても、東西で1cmほどのずれしかないといいます。これには、違う高さの土地に共通の水路を作り、水面を指標として土地を削り、水平にしたなどの工夫がなされたと考えられています。

車輪が発明されておらず、金属の斧も無い状況で、1つ2トンもの重さの石を切り出し、運ぶのは想像を絶する労力だったことでしょう。

また、ミイラ作りには、古代エジプト医学の知識が集結しています。心臓が循環に関わり、肺が呼吸に関わっていることも、既に知られていたようです。綺麗に穴が開けられた頭蓋骨の発見から、頭痛やてんかんの治療として、開頭術が行われたらしいということもわかっていますcoldsweats02

古代エジプトにおいて、死者の魂は一旦肉体を離れ、後に再び肉体に戻ると信じられていました。このとき、肉体が自分のものと識別できることが、必要条件と考えられ、ミイラ作りが行われたようです。

心臓は、死者が再び肉体に戻り蘇るときのために体内に残され、肺と肝臓、胃、精巣はそれぞれ個別に、カノポス壷という壷に移されました。

そして脳はというと、、

長い棒で鼻の穴から掻き出され、捨てられたそうです。脳の壷は残念ながらありませんでしたdown

脳は、鼻水の素としか考えられていなかったようです。。

古代エジプトにおいても、やはりこころは心臓にあると考えられていたようです。

ロンドンの大英博物館のホームページにミイラの詳しい作り方が載っています。

ここ、去年行きましたsign01

しかし、エジプトやギリシャから返還要求がずっと来てるらしいんですが、『こんなに優れた技術で保存できる場所が他にあろうか』って言って返そうとしないらしいです。

なんだかな…sweat02

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半年。

ふと気付けば、このblogを開設してから半年ほどが経過していました。
また、アクセス数も6000カウントを突破しましたfoot
ありがとうございますhappy02

開設以来、宣伝もせず、細々と続けて来ましたが、それでも1日あたり30〜50件ほどアクセスがあり、恐らく何人かの方には毎回のように読んで頂き、コメント等もしてもらえるということが、自分にとっては未だに新鮮で、まだ多少ドキドキしてしまいますcoldsweats01

プロフィールにも示している通り、当初は自分のメモ代わりにと思って作ったblogだったので、多くの人に読まれるのはやはりまだ気恥ずかしいところもあり、これくらいの感じで細々と続けていくのがいいかな、とも思ったりしています。
もちろん少しでも何かの役に立つことができるなら多くの人に読んでもらいたい気持ちもありますがtyphoon

まだまだ未熟者ですが、どうぞ今後ともよろしくお願い致しますhappy01notes

さて、最近はというと、模試があったり、年末の部活の大会に向けて練習があったりと、少し慌ただしい日々です。

医師免許は僕のやりたい研究では当面必要とはならなさそうなので、国試勉強のモチベーションを保つのに苦労しますdown

勉強の合間に、少し読書。この前本屋さんでおもしろい本買いました。

その本の最初に、ウォーミングアップとして挙げられていた問題を紹介します。


*問001* この問題(問001)は、次のうちどの種類の問題でしょうか。

A. パズル (正解が1つだけに決まる問題)
B. ジレンマ (互いに矛盾した正解が2つ以上ある問題)
C. パラドクス (正解が1つもない問題)

論理パラドクスー論証力を磨く99問
三浦俊彦(著)

なんか不思議な問題ですね。

コレ、直感で何となく解くのはそう難しくないのですが、論理的に考えるのはちょっと難しいと思います。

解説と解答は以下の通りです。

A,B,Cそれぞれの正解は、正解の個数によって定義されていることに注目します。
この問題では正解の数は指定されていません。

ここで、正解が2つ以上ある、と仮定すると、それはジレンマなので、Bが正解となります。しかし、これでは正解が2つ以上あるという仮定に矛盾します。よってBは不正解。

次に、正解がないと仮定すると、これはパラドクスであることになり、Cが正解となります。しかし、これは正解がないという仮定に矛盾するのでCも不正解。

正解が1つであると仮定すれば、それはパズルであり、Aが正解となり、仮定にも矛盾しません。

よって、正解はA.パズルとなるわけですflair

ひまつぶしと頭の体操にいいですsnow

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